「採用担当者の素顔に迫る!郷原 陵さんの柔軟性で切り開く採用哲学」
こんにちは、エンジニアの未来編集部 島田です!数回に分けて、当社の採用担当者を紹介していくコーナーです!
採用担当者の職歴や経歴、休日の過ごし方や趣味、そして採用の仕事に対する情熱についてなど様々な視点でお話を伺い、採用担当者の人柄やみなさんが就職・転職する際のヒントになれば幸いです。
今回は、ソリューション部 採用課 郷原 陵さんにお話を伺いました。ぜひ最後までご覧くださいね!
それでは、郷原さんの自己紹介をお願いします。(出身・学生の頃のエピソード・職歴・経歴・など)
出身は東京都となります。小学4年生からミニバスケットボールを始めて、中学、高校、大学とずっとバスケを続けていました。私の入学した拓殖大学は実業団レベルのメンバーが多くて部活に入部できなかったのですが、サークルがたくさんあったので、楽しく学生生活を過ごすことができました。ポジションはセンターやパワーフォワードで、高校時代は部長も務めていました。今でも当時の仲間と社会人バスケを細々とやっています。
勉強はあまり好きではありませんでしたが、ディベートがメインの研究室のゼミ活動には力を入れていました。経済問題に関して、毎週お題が与えられて、くじ引きで肯定派と否定派に分かれて議論するというものなんですが、コミュニケーションを取るのは面白いと元々思っていましたので、どちらの立場に立っても、違う意見を持った人と議論するのは面白かったですね。これは就職活動の時にも繋がったと思います。
就職活動に繋がった具体的な点はなんですか?
自己分析をする際に、自分は物よりも人が相手の方が合っているという大前提に気づきました。就職先の絞り込みや業界研究の時に、自分が楽しかった部分と得意だと思うポイントで、人と関わる仕事に絞り込みました。当時はベンチャーが伸びている時期で、人材業界も台頭してきた時期でもあったので、そういった業界で就職先を探して、当社に2006年に入社することになりました。
2006年に入社後、どのような経歴を経て現在の採用課に至ったのですか?
まず初めは営業として配属されました。新規開拓専門の部署が当時できて、そこで新規開拓を担当し、半年で100件の案件を取ることができました。その後、担当を持たせていただき、建築設備関連のお客様を中心として4年ほどやらさせていただきました。
その後、総務部に配属になりまして、経理関係の仕事をやっていましたね。経済学部だったので、簿記の資格は持っていて帳簿なども見れたので、銀行との打ち合わせや資金繰り表の作成、助成金の申請などを担当しました。これも4年ほど続けました。
8年目に、新しい事業所を立ち上げる計画があり、その立ち上げメンバーの採用担当として初めて採用業務に携わることになったわけです。以前から採用業務に興味があり、機会があればやってみたいと考えていたので、その想いが叶った形です。
採用の仕事をしようと思ったきっかけは何ですか?
この業界では人が全てだと思うので、まずは営業としてどういう人材が必要なのかを学ぶ必要性を感じていましたし、会社でキャリアを築いていく上で採用は避けて通れない業務だと考えていました。そう考える中で、自分のキャリアの軸もそちらに置きたいと思っていたということですかね。
採用の仕事のやりがいはなんですか?
採用の仕事というのは、人の人生にとってすごく大事な部分に関わる業務なので、やはり一番のやりがいは入社した人がしっかりと活躍している姿を見れることですね。今マネージャーとして活躍しているメンバーや、部下を持っているメンバーを見ると感慨深いです。もちろん努力したのは彼らですけど、私たちも少しはお手伝いできたのかなと日々感じています。
採用プロセスで重視しているポイントは何ですか?
私が採用で重視しているのは一つしかなく、それは柔軟性です。物事や仕事内容は変化していくものですし、開発業務は広域の技術を組み合わせて一つのものを作っていくので、相手の意見を受け入れたり、新しい考え方に柔軟に対応できる人というのが大事だと考えています。面接では過去の経験や条件よりも、考え方を深掘りして、どうしてその考えに至ったのかを聞くようにしていますね。
これまでで最も印象的だった採用エピソードはありますか?
最も印象的だったのは、名古屋に行ったときの経験ですかね。その時が自分の1番のターニングポイントだと思っています。お恥ずかしいのですが、初めてプロとしての自覚が芽生えたのが、名古屋での採用活動だったんですね。当時東海地区は、当社をまったく認識していない地域だったので、まず会社として認識してもらうことだったり、魅力を感じてもらわなければいけないという、ゼロの状態での採用活動を進める中で、最終的に名古屋オフィスとして、恒常的に人が採用できるようになったのは自分の中で大きな体験でした。
自分が携わった4年間で、愛知のエンジニアが100人を超えて、 受託体制や請負体制を作れるようになり、こういう体制ができたのは、採用活動を注力してくれたおかげだと周りの人に感謝された時に、自分がセントラルエンジニアリングに入社した意味があったんだなと感じることができました。
とても嬉しかったですね。
応募者に対してはどのように接するよう心がけていますか?
応募者に対しては、一人一人に寄り添い、お客様のように接することを心がけていますね。お客様と言っても、単純に言うことを聞くのではなく、エンジニアとしてどういったキャリアを歩みたいのか?とか、仕事を通して叶えたいもの、ことは何か?などをしっかり捉えることが大切だと考えています。もし当社と応募者のイメージと合わない場合は、技術の世界を理解してもらい、相手に考えてもらう時間を作ることも必要だと思います。自分の価値観や考えを押し付けるのではなく、応募者にとって一番いい選択ができるよう、情報提供やアドバイスをするよう心がけています。
当社の好きなところを教えてください。
当社の好きなところは、技術者を大事にしているところだと思います。人材業界の変化を色々みてきましたが、当社が自社開発や受託開発で強みを維持できているのは、エンジニアを大事にしてきたからだと考えています。ベテラン層が残り、技術を継承できる体制を作れているのは、同業他社にはない当社の良さだと思います。実際に働いてもらえば、その良さを感じてもらえるのではないかなと思いますね。
当社で活躍するために必要なスキルや特性はなんだと思いますか?
当社で活躍するために最も必要なのは、繰り返しになりますが、柔軟性だと思います。開発という仕事は「世の中にないものを作り上げる」仕事です。ひとりでできるものでは当然ありませんし、自分の知らない世界や情報を持った人と積極的にコミュニケーションを取らなければなりません。「自身にないものを吸収する」「相手の意見を受け入れる」柔軟性がやはり重要だと考えています。社会ではコミュニケーション力が重視されているようですが、「自分の考えをアウトプットする事」や「相手の意見を聞く事」は、訓練で身につくスキルであると私は考えています。一方、柔軟性は、不確実性が更に高まっていくこれからの世の中においても、未知の世界に飛び込む勇気につながる、重要な特性だと考えていますね。
これを見ている学生さんや求職者の皆さんにメッセージをお願いします。
当社は人材ビジネスを中心に事業を展開していますが、人材育成においては会社全体で取り組んでいます。個人の成長やエンジニアとしてのキャリアアップを目指すなら、当社は非常に良い環境だと思います。ご興味があれば、ぜひ説明会に参加いただくか、応募をしてみてください。当社の良さがきっとわかっていただけるはずです。皆さんからのご応募をお待ちしています。