「採用担当者の素顔に迫る!小出さんの応募者の背景を理解し話しを聞くことの重要性」
こんにちは、エンジニアの未来編集部 島田です!数回に分けて、当社の採用担当者を紹介していくコーナーです!
採用担当者の職歴や経歴、休日の過ごし方や趣味、そして採用の仕事に対する情熱についてなど様々な視点でお話を伺い、採用担当者の人柄やみなさんが就職・転職する際のヒントになれば幸いです。
今回は、ソリューション部 採用課 小出さんにお話を伺いました。ぜひ最後までご覧くださいね!
出身~学生時代
ご出身はどちらですか?
出身は岐阜県です。生まれてから大学を卒業するまで、ずっと岐阜県に住んでいました。
学生の頃は何か部活動などをされていましたか?
中学校の時は吹奏楽部に入っていて、ホルンという楽器を演奏していました。高校ではバスケ部のマネージャーを3年間やっていました。スポーツは全然得意ではなかったのですが、クラスメイトに頼まれて始めた感じですね。
バスケ部のマネージャーとしてはどのような仕事をしていたのですか?
選手たちが使った道具を片づけたり、水を汲んだり、スコアをつけたりしていました。試合の時は選手の身の回りのお世話をするサポート的な役割でした。怪我をしたメンバーの悩みを聞いて励ましたり、人の世話をするのが得意で好きだったので、マネージャーの仕事は性に合っていました。
大学時代はどのように過ごされていましたか?
大学時代は、飲食店や美容室でエクステを付けるバイト、家庭教師など様々な経験をしました。自分に何が合っているのかを知りたくて、本当に色々なアルバイトに挑戦していました。学生のうちにいろいろ経験して自分にどんな仕事が合うか知りたいという思いがあったんです。今思えば、かなりちゃらんぽらんな学生時代を過ごしていたと思います(笑)
社会人になり採用という仕事をするまでの経歴
大学卒業後、どのような仕事をされていましたか?
大学卒業後は、最初の半年間は美容室の受付をしていました。その後、信販会社でローンの審査や受付、クレーム対応などを担当し、正社員として3年半ほど働きました。美容系の仕事は資格がないとステップアップが難しいと感じていたので、紹介予定派遣という正社員を前提とした派遣で働こうと思い派遣会社に登録しました。担当の方のすすめで事務の仕事でコツコツと手に職をつけようと思い、事務系の職種を選択しました。
信販会社ではどのような業務を担当されていましたか?
信販会社ではローンの審査や受付、それからクレーム対応が主な業務でした。特にクレーム対応は大変で、審査に通らなかった理由などを問い合わせるお客様からのクレームを朝一番で受け、暴言を言われたりすることもありましたね。
その中で学んだことは何ですか?
信販会社では、電話越しのコミュニケーションで、お客様への対応の仕方、上司への報告・連絡・相談の方法など、社会人としての基本的なマナーや働き方を学びました。特に、厳しいマネージャーの下で、組織内の上下関係や、適切な相談ルートの選び方などを教えていただきました。
信販会社を辞めた後はどのような仕事をされましたか?
信販会社で3年半ほど勤めた後、結婚を機に寿退社しました。その後は、派遣会社の紹介で、大手商社の営業事務として1年間働いた後、建設系の施工管理の派遣会社で内勤の事務として入社したのですが、たまたま採用面接担当の方がいない日があって、急遽採用面接を担当することになったんです。それをきっかけに、面接や採用の管理などの仕事を任されるようになり、採用の仕事が面白いと感じるようになりました。その会社は6年ほど働きましたが、環境面や人間関係など様々なところで自分が求めるものと価値観が合わないと感じ転職を決意し、採用関連の仕事を探していたところ、当社の募集を見つけ現在に至ります。
採用で大切にしている想い
当社では、小出さんが大切にしている採用の在り方を実践できそうですか?
そうですね。当社では、応募者の話をしっかり聞いて、一緒に考えていく姿勢があるので、私のやりたい採用ができていると感じています。キャリアアドバイザーにも興味があるので、その資格取得にもチャレンジしたいと考えています。
採用業務において、特に重視しているポイントは何ですか?
応募者との面接の際に、その人の口から出てくる言葉や表情を大切にしています。応募者がどのような考えで生きてきたのか、経歴の中で違う分野に転職している理由や、職歴に空白期間がある場合はその間に何をしていたのかなど、応募者の背景をしっかりと聞くことを心がけています。単に質問するだけでなく、応募者のことをよく見て、今後どのようなことをしたいのか一緒に考えることが重要だと思っています。
応募者に対してどのように接するよう心がけていますか?
面接では応募者が自分の思っていることを素直に言うのは難しいと思うので、なるべく話しやすい雰囲気を作るよう努力しています。私なりのやり方としては、WEB面接では相槌を大きめにしたり、応募者が楽しそうに話したがっていることや好きなことについては序盤で細かく聞くようにしています。そうすることで、その後も応募者の方が話しやすくなると思うので。
応募者と話す際に、大切にしていることは何ですか?
応募者が何を考えているのか、今後どんなことがしたいのか、今回の転職でどんなことを叶えたいかをしっかり確認し合うことが大事だと思います。何でもかんでも入ってもらえばいいというわけではなく、応募者がしたいことを私たちの会社が叶えてあげられるのか、そこがマッチしているかどうかが重要です。だから、応募者の話をよく聞いて、一緒に考えるようにしていますね。
最も印象的な採用エピソードを教えてください。
アニメ系の専門学校に通っていて、IT のスペシャリストになりたいと言っていた応募者さんとの面接が印象に残っています。その方は高校も大学も中退していて親から方向転換することを反対されていて、どうしたらいいか悩んでいました。私はその時、うちの会社に今すぐ来てくださいとは言えませんでしたが、ITスペシャリストに向けていろんな経験を積んだり勉強したりする過程で、いつかうちに来てほしいと伝えました。結局その学生さんは学校を辞めて IT の専門学校に行くと言っていて、勉強し終わったらもう一度、当社に応募すると言ってくれたのは嬉しかったですね。
セントラルエンジニアリングで活躍するには
当社の好きなところを教えてください。
当社の好きなところは、その人のやりたいことをやらせてあげる方向で、みんなが動いているところです。利益を追求するのが最優先になりがちなこの業界でこの方向性で配属しているのはすごいことだと思います。
当社で活躍するために必要なスキルや特性は何でしょうか。
やったことがないことや、初めてのことにもチャレンジをしようという積極性ですね。自分で学習しようとか、知識を習得したいと思う気持ちが一番大事だと思います。それは当社に限った話しだけでなく、社会人として一番大事かなと思いますね。あとはコミュニケーション力も必要だと思います。
最後に
求職者の方へのメッセージをお願いします。
採用担当者って上から目線で選んであげるみたいなイメージがあるかもしれませんが、そうじゃなくて一緒に頑張っていきましょうという気持ちなので、ぜひ面接などでお話しを聞かせてもらえたらなと思います。その後、当社とご縁があり入社してもらったからには、入ってよかったなとか、この仕事をしてよかったなと思ってもらえるように全力でサポートをしたいと思っています。そのために私も成長していこうと思っていますし、勉強もしていこうと思っていますので、是非一緒に成長できればなと思います。