弊社アスリート社員／上里琢文選手（ビーチサッカー日本代表）の「上里琢文が行く！」

このシリーズ企画は、上里選手が弊社の部署や社員などにインタビューを実施し、アスリートならではの視点をふまえ、皆さまに弊社のことをより知っていただく為のものになります。

今回は「営業担当の1日に密着！」です。ソリューション1課、営業担当のＳ・Yさんの1日を取材させていただきました。エンジニアの勤務先までの同行は初めての上里選手。現地ではエンジニアのお二人にもお話を伺うことができました。

今回も2本立ての構成でお送りいたします。

（前編）営業担当の1日に密着！
・エンジニアファーストの営業会議
・現地同行

（後編）〜エンジニアインタビュー「Ｓ・Ｄ」〜

こんにちは！　アスリート社員の上里琢文です。

今回は「若手営業担当者の1日に密着！」という企画です。いつも忙しそうな本社勤務の営業担当の皆さんですが、具体的にどんな業務をしているのか、ソリューション部1課、営業担当の「S・Y」さんに1日密着取材をさせていただくことができましたので、その様子をレポートいたします。

Sさんは新卒で入社し、今年で3年目。昨年の8月に名古屋オフィス勤務から新横浜本社に異動となり、日々奮闘されている若手営業担当です。

8：30出勤
出勤したらまず日報（毎日の報告書）の入力をします。オフィスはフリーアドレスとなっていますが、営業チームは自然と1ヶ所にまとまり、雑談混じりの情報交換が頻繁に行われます。この日も進行中の案件の話が飛び交っていました。

9：00 キャリア採用ミーティング
営業担当と採用担当が集まり、採用担当から今週面談した転職応募者情報を共有します。応募書のキャリア、現在の状況、転職の動機など、一人一人細かく報告され、それを聞いた各営業は自分が関わっている案件に合致できないかと検討します。共有終了後の後半は営業部門だけが残り、さらに詳しく協議します。

10：30 ソリューション部ミーティング（営業会議）
採用課とのミーティングが終わると一息いれる間もなく、次はソリューション部のみの全体ミーティングです。採用ミーティングには参加されていなかった営業部長も参加されました。現在の派遣先との契約期間が終了するエンジニアや、研修をしながら待機しているエンジニアの就業先の手配。入社予定の方の共有、各採用活動の進捗状況報告など、すべてのエンジニアの動きや出入りが共有されていきます。1000人以上のエンジニアが在籍しているため、その管理をする業務は尽きることはありません。

また、全営業担当が関係する細かな業務の管理は営業個人に任せず、各営業担当はプロジェクトとして管理運営を任され、責任をもって遂行することで業務の漏れをなくしています（契約更新、単価改定、スキルシート管理等）。Sさんは受注案件の管理を担当しており、これから山場を迎える「24新卒配属案件」やそれ以外の受注案件について説明していました。

エンジニアファーストの営業会議

この2つのミーティングに参加して感じたことは、エンジニアの管理体制の徹底ぶりです。未経験の方から特定分野の専門技術を持つ方まで、求職をしている方全員と真摯に向き合い、営業担当はいつ自分の担当になってもいいように自分事として捉えています。どうしたら求職者に満足してもらえる仕事に就いていただけるか、またお客様（企業）が求めている人材に対して、満足いただける人材を紹介することができるのか。常に人軸で動いているようです。まさにエンジニアファーストだと感じました。

そしてお客様企業と求職者の関係は、サッカーにおける選手とチームの関係にもよく似ているようにも感じました。チームとのマッチング次第で選手の能力を最大限に生かすこともでき、さらに成長もしていきます。分野は違えど、営業の仕事はまさにチームに必要な選手を紹介するエージェントの役割を担っているようです。

12：00 昼休み
営業担当の仲間と昼食です。

午後からは現場エンジニアとの定期面談で外出します。実際に勤務する取引先へ同行させていただきます。

13：00
出発前に本日の面談内容についてSさんと打ち合わせます。本日は2名のエンジニアさんと面談し、一人あたり1時間を確保しているので、予定している面談内容が済んだら、残りの時間をインタビューさせていただけるということでした。

13：30
現地に向かって出発です。本日伺わせていただくのは、トラックやバスなどの輸送車両メーカーの本社工場です。移動の車内でいろいろ話を伺うことができました。

上里：会議はどれくらいの頻度で開かれているのですか？

S：週に一回程度です。今日がたまたま会議の曜日でしたね。他には上長との1ON1が週に1回程度あるだけです。

上里：会議がない時は何をしているのですか？

S：会社では事務処理メインで、あとは取引先やエンジニアとのメールや電話ですね。とはいえ、エンジニアとそれぞれの上長と会うのはなかなかたいへんで、結局週に4回くらいはお客様先に訪問しています。

上里：結構通っているのですね。もともと営業や総合職が志望だったのですか？

S：いえ、理系の大学を卒業して、当初はエンジニア志望でした。いまでは営業業務が向いていたようにも感じています。

上里：どんな時に営業業務に向いていたと感じますか？

S：そもそも人と話すのが好きで、僕が知らないことをたくさん知っているエンジニアと喋っているのが楽しいんですよね。正直、専門的な部分は理解しきれない部分もあるのですが。

上里：わからないことがあった時はどうやって対応するのですか？

S：一回持ち帰って、調べてから次回確認です。僕は機械系出身ですが、機械のことは理解できても車のことがわかるわけではないんですよね。それで言えばIT系なんてもっとわからないです。だから日々勉強です。話し相手にしてみれば、「こいつわかってるな」と思ってもらえれば、話していて気持ちいいでしょうし、お客様の要望に対しても理解度が高ければ対応の幅も広がります。

上里：何事も勉強ですね。営業の仕事はたいへんではないですか？

S：営業の評価は数字で決まる部分があるので、結果が出ない時期はしんどいですね。結果が出るまでやるしかないわけですが、その分、例えば難しい受注を受けたとき、自分で考えて出した提案が受け入れられた時などは最高にやりがいを感じます。

14：30
電車とバスを乗り継ぎ、現場に到着です。ここから先は取引先構内のため、撮影することは出来ませんのでご了承ください。

・現地同行

【お客様工場構内へ】
入り口の入構管理室で身分証明書を提示し、いよいよ敷地内に入ります。広大な敷地内にたくさんの大きな建物が立っています。印象に残ったのは工場内で推奨している、安全基本行動という構内ルールです。

・歩行マナーを注意し合う
・交差点、横断歩道の指差し確認
・階段の昇降時に手摺をつかむ

絶対の安全が求められるメーカーならではなのか、事故が起きないよう、このようなルールが徹底されていました。

目的の建物に到着し、パーテーションで区切られた面会スペースで待機します。この日は年末のせいか、いつもは空いている面会スペースが満室に近い状況になっていました。Sさんが到着の電話をいれ、無事就業されているエンジニアさん2名とお会いすることができました。

【面談】
お一人ずつ別々に1時間確保してるため、余裕のある面談です。今回Sさんは評価に関する話をメインにしに来たということで、お二人には丁寧に評価の理由や背景、会社状況などを説明し、理解してもらっていました。その後、それぞれの方にミニインタビューをさせていただきました。インタビュー内容は次回の記事で紹介する予定です。

17：30
Sさんはもう一仕事してから帰宅するということで、私はひと足先に現場を後にしました。

【営業に同行させていただいて】

今回はSさんのプロフェッショナルな姿勢がとても勉強になりました。営業マンとして純粋に話し上手なことに感心しましたが、それだけではなく営業担当として、お客様やエンジニアの方々とコミュニケーションをとる為に、専門知識もきちんと勉強していました。

そして今回の同行で1番驚いたことは、Sさんは決してネガティブな発言や行動をしないということ。相手に意見をする際でも、相手の事を想い、みんながハッピーになってほしいと考えているのが伝わってきました。

今後のご活躍を楽しみにしています！

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S・Y

ソリューション部ソリューション1課営業担当。
小中高とサッカーに打ち込み、大学入学以降は趣味として継続中。
大学卒業後、2021年 新卒入社。名古屋オフィス勤務の営業に配属。
2022年8月より新横浜勤務。持ち前の明るい性格で周囲を和ませる。

上里　琢文（うえさと　たくみ）

ー経歴ー
沖縄県宮古島出身。小学校1年生からサッカーを始める。学生時代に、県大会での優勝経験や沖縄県選抜チームに選出される。その活躍が認められ、京都サンガFCにスカウトを受けプロへ転向。その後、FC琉球（沖縄）→SVアラーハイリゲン（オーストリア）→JPVマリキナFC（フィリピン）などのチームを経験し、ビーチサッカーに転向（現 TOKYO VERDY BS 所属）。その後、ビーチサッカー日本代表に選出され、FIFAビーチサッカーワールドカップロシア2021で史上初の準優勝を果たし銀メダル獲得。2022年より弊社アスリート社員として入社し、人材開発部マーケティング課に配属。2023年ビーチサッカー日本代表（背番号５）として選出される。現在、社会人×アスリートとして活躍中。

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