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「全国を旅した元旅行会社社員が語る青森の魅力と就職先情報」

こんにちは、『エンジニアの未来』編集部 望月です。

今回は、元々旅行会社に勤務し47都道府県の全てに行ったことのある私が、UターンIターン就職での勤務地のご提案として、当社の社員も勤務している、青森県についての魅力をお届けいたします。


◆酸ヶ湯(すかゆ)温泉:時を忘れる、秘湯の癒し

まずご紹介するのは、豪雪地帯で知られる八甲田山系の中腹にある、秘湯の酸ヶ湯(すかゆ)温泉です。白濁した酸性の硫黄泉が海抜900m余りの高所に湧いています。古くから湯治場として親しまれてきた歴史ある温泉地で、温泉のシンボルともいえるのが、総ヒバ造りの「ヒバ千人風呂」です。広さはテニスコート1面にも匹敵し、天井まで届くヒバの香りが湯煙とともに漂う空間は、まさに圧巻。男女混浴ですが、男女を分ける木塀があり、湯あみ着が用意され、女性専用時間も設けられているため、女性も安心して入浴できます。熱湯、冷湯、四分六分の湯など、様々な温度の湯船が用意されており、自分好みの湯温でゆっくりと体を温めることができます。

ヒバ千人風呂以外にも、様々なタイプの浴場が用意されており、露天風呂や家族風呂など、好みに合わせて選ぶことができます。また、温泉街には、昔ながらの湯治小屋が立ち並び、どこか懐かしい雰囲気を醸し出しています。

◆青森県立美術館:現代アートと伝統が融合した空間

青森には、青森県立美術館、十和田市現代美術館、弘前れんが倉庫美術館、八戸市美術館、国際芸術センター青森、と美術館が多くあり連携もしているので、身近にアートに触れることができます。奈良美智や棟方志功、草間彌生など、青森県ゆかりのアーティストの作品を県内各地でみることができます。

2006年に開館した青森県立美術館は、国内外のルイ・ヴィトンの店舗も手掛ける建築家の青木淳氏が、隣接する世界遺産に登録された三内丸山遺跡をイメージして設計したもので、白を基調とした外観は、冬の雪景色とも見事に調和します。

美術館のシンボルのひとつが、奈良美智氏の代表作である「あおもり犬」。高さ8.5メートルの巨大な犬が、穏やかな表情で来館者を迎えてくれます。この作品は青森の新たなランドマークとなっています。
※あおもり犬は現地で撮影可能ですが、写真は私的利用に限られるためここでは掲載できません。

◆仏ヶ浦:遊覧船から見る、大自然が生み出した奇岩

下北半島にある仏ヶ浦は、長い年月をかけて津軽海峡の荒波によって侵食された岩が、約2キロにわたり海岸線に続いていて、岩には「如来の首」、「五百羅漢」、「一ツ仏」、「極楽浜」など、仏にちなんだ名がつけられ、古くから信仰を集め、多くの巡礼者が訪れてきました。この絶景は、訪れる人を圧倒し、神秘的な世界へと誘います。

奇岩鑑賞には、駐車場から歩くと険しい遊歩道を往復で40分ほど歩く必要があるため、遊覧船に乗って海から眺めるのもおすすめです。陸からは見えない角度から仏ヶ浦を鑑賞でき、その雄大さをより深く感じることができます。

◆階段国道339号:日本で唯一!

津軽半島の最北端、龍飛岬を通る国道399号線は、日本で唯一の階段の国道です。車もバイクも通れず、歩行者しか通ることができない場所です。龍飛漁港から龍飛埼灯台まで、362段の階段になっていて、景色もよく爽やかな散歩道になっています。

青森県は1年を通して、津軽海峡、八甲田山、下北半島、恐山など、雄大な自然と四季折々の風景を堪能でき、ねぶた祭など伝統行事も魅力です。UターンIターンでの就業先として、豊かな自然に囲まれた環境で、都会の喧噪から離れて落ち着いて暮らすことができます。

最近では、地元志向が強い方が増えていると聞きますが、地方にも様々な良さがあります。住めば都という言葉もあるくらいなので、皆さんも地元以外のお仕事の選択肢を検討してみてはいかがでしょうか?

最後までご覧いただきありがとうございます。「エンジニアの未来」は毎週月曜日更新!次回もお楽しみに!