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面接で聞かれる「あなたの企業選択の軸は何ですか?」の対処法

皆さん、こんにちは『エンジニアの未来』編集部 中村です!

「あなたの企業選択の軸は何ですか?」面接で一度は質問されたことがあるのではないでしょうか?

・会社が安定しているかどうか
・初任給の額
・福利厚生が充実している
・プライベートが充実できそうか

これが本心なのに、そんなことを言ったら、きっと内定は貰えないだろう・・
社会人になるのは初めてなのに、仕事で大切にしたいことについてイメージが湧かない・・

皆さんの心境はいかがでしょうか?

どう整理し、どう伝えたらよいか。「企業選択の軸」を整理してみましょう。

▼人生で"選択"をした場面を思い出そう

・中学受験、高校受験、大学受験でどんな学校を選択したか?
・部活動はどんな基準で選択したか?
・新しい習い事を始めたいと思った時、どんな行動をしたか?

これらは、あなたの人生で"何かを選択し決断したタイミング"です。

例えば・・・

「野球の全国大会に出場したいので、強豪校と呼ばれる学校に入りたい」「チームプレーが出来て、走るのが得意だからそれを活かした部活にしよう」

という軸が決まると、一気に選択肢が絞り込むことが可能です。

これが「軸」です。「軸」とは、あなた自身の譲れない条件、ということです。

現在、その部活動が「強い」か「弱い」かではなく、自分がその部活動に入って、どんなことをしたいか、どんなことが出来そうか、などで選択をし決断ができたのではないでしょうか?

就職活動についても同じです。

現在、その会社が「大企業」か「ベンチャー」かではなく、自分がその会社に入って、どんなことをやってみたいのか、どんなことが出来そうか、を考えてみてください。

会社を選ぶにあたって、あなた自身の譲れない条件、とは何でしょうか?

「あなた自身の譲れない条件」が明確になると、効率的な就職活動ができる上に、志望動機にも説得力が増し、最終的に内定が複数出たときでも決断することが出来るようになります。

▼「あなた自身の譲れない条件」を決めるためには「背景や経験」を言語化する

様々な条件が出てきた後は、なぜその条件が出てきたのかを言語化してください。もう一度、部活動を例に出すと・・・

・走るのが得意だと思ったのは、運動会で毎年1着で、褒められて自信に繋がったから。
・走るのが好きだと思ったのは、2ヶ月練習を父親として、タイムが縮まった経験をしたから。

だから「走る」という強みを活かして、ラグビーにしよう、サッカーにしよう、、、などと絞ることが出来た。という流れです。

なぜその条件が出てきたのか?
なぜその条件が魅力的だと感じたのか?

これらを言語化することで、自分自身の納得感に繋がり決断ができるだけでなく、志望動機などもこの情報を基に整理することができます。

▼「あなた自身の譲れない条件」を出し切った後は

自分自身が上げた条件は、

・本当に必要か
・優先順位

の精査をした上で、「◎〇△×」でも「点数」でも企業ごとに確認してください。

優先順位をつけると、本当に大切なことが2~3個くらいに絞られるはずです。その時に、自分の力ではどうにもならない事象や、外的要因で決まる条件は外してください。

例えば、仲間がいた方が切磋琢磨をして仕事が出来そうだから同期が多い会社がいいな。だから大手にしようなど。配属されたら同期が居ない部署かもしれない。大手だと思っていたら人員削減されていて社員数が減っていた。入社したら、大手のグループ会社に配属された。そのような外的要因に頼って企業選択をすると、条件が外れた時に、思っていた社会人と違う、なんか仕事が面白くないという他責な考え方に変わってしまいます。

優先順位ができたら、「◎〇△×」でも「点数」でも企業ごとに確認してみると、情報が可視化されて整理することが出来ます。その際に、以下のような「意思決定マトリクス」を活用してみてください。志望企業順位を合理的に決めることができます。

「会社」は人が創っていて、常に変化している環境です。変わらないのは自分自身の成し遂げたい想いですので、しっかりと可視化・言語化してみてください。

セントラルエンジニアリングでは、面接を通じてあなたのやってみたいこと、どんなキャリア形成ができるかなどを、1人ひとりと向き合ってお話させていただいております。まずは会社説明会にぜひお越しください。お待ちしております。

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