「文系からエンジニアへ!セントラルエンジニアリング新入社員の挑戦と成長」
みなさんこんにちは!「エンジニアの未来」編集部 中村です。
本年のセントラルエンジニアリング24卒新入社員研修は、「社会人としての社会性」をテーマとして構成され、基礎研修2週間と技術研修2週間の合計約1か月に渡り実施されました。
今回はその研修を受講し終えた新入社員のお二人「M」さんと「S」さんにお話しを伺いました。ぜひ最後までお読みください。
お二人が受けた研修の内容については、
セントラルエンジニアリング2024年度新入社員研修 ~社会人としての自覚と主体性を育む~
こちらの記事をご覧ください。
M さん
~文系からエンジニアを目指して~
――― 本日はよろしくお願いします。
よろしくおねがいいたします。
――― Mさんは大学では経営学部出身ということで文系なのですね? どうして技術会社のセントラルエンジニアリングに入社されたのですか?
エージェントさんにセントラルエンジニアリングを勧めていただいたのがきっかけです。就職活動の最初のころは、やはり経営学部なので、事務関係の方向で仕事を探していたのですが、今一つ軸を絞り切れず、迷っていたところにエージェントさんから「ものづくりは好きですか?」「製造業に興味はありませんか?」といった提案をもらいました。それまでは「自分は文系だから」と目を向けていなかった分野でしたが、視野を広げてみようと考え、説明会に参加してみたところ、すごくいい会社だなと感じて入社を決めました。
――― 当社は技術系の会社ということもあり、ほとんどは理系出身の方が入社される中、文系出身だと、研修では苦労されたのではないですか?
はい、例えば数学の勉強は中学までで止まっているので、技術の研修についていくのはとても大変です。
――― 確かに大変そうですね。入社したことを後悔したことなどはありませんか?
後悔は全くしていないです。会社説明会の時から、担当の方といろいろお話しをしていて、文系の自分でもしっかり支えてくださるような会社だと感じていましたし、入社して研修を受けている中でも、実際にたいへん支えていただいています。もちろん知識面での不安はありますが、入社したことに対しての後悔や不安は全く感じないです。
――― 技術研修は終わったのですか?
自分はまだ継続していまして、配属の直前に終了するようなカリキュラムを組んでいただいています。機械研修と電気研修があるのですが、その両方を受けています。CADも学ばなくてはならないので、必要な知識を詰め込んでいます。
――― これまで研修を受けてきて、受ける前の自分と今の自分に違いは感じますか?
ビジネス研修(基礎研修)を受けて、社会人としての意識がかなり変わりました。特に生活面での時間の使い方です。学生時代ならゲームをしていたような時間を、研修の復習をしたり、理系出身の父に研修でわからなかったところを質問したりしています。
~親身に相談にのっていただけるので、視野が広がります~
――― その原動力になっているものは何ですか?
セントラルの方(研修トレーナーやキャリアコンサルタント)が、研修内容のことだけではなく、社会人としての心構えや、私自身の今後のことなどを親身になって相談してくださるので、その気持ちに応えたいという気持ちかもしれません。
学生時代を含めて、これまで将来について、誰かしらと1対1できちんと話す機会がなかったのですが、研修が始まって以来、トレーナーの方と頻繁に1対1でお話しをしていただくことが多く、自分のことを考えてくれているという安心感があります。研修生ひとりひとりときちんと向かい合ってくださっているように感じます。
――― これまで1対1で話す機会がなかったのですか?
はい。これまで進路や将来についてなど、親からも私の自主性に任せてもらえていたので、自分一人で判断してきました。人に相談するのが苦手だったということもあると思いますが、自分の思い込みでこれと決めてしまっていた部分もあったように思います。
研修では、親身に相談にのっていただけるので、自分では気づけなかった考え方を教えていただけて視野が広がり、より正しい判断ができるようになったと感じています。
――― 逆の視点で言えば、多数の選択肢の中からご自身で決断できるということですね。
決断力という意味では、思い返せば習い事やアルバイトなど、自分で決めたことは最後までやり通してきたかもしれません。
――― 研修は終わろうとしていますけれども、今の率直な気持ちは?
素直に言えば終わらないで欲しい、もっともっと学びたいです。もっと知識を習得して、少しでも自信をつけたいです。
――― 印象に残っている研修はありますか?
印象に残っているのは、チームで課題に取り組んだことです。役割分担をして、課題の制作をする研修です。チームで動くことの難しさを実感しました。その中でも、コミュニケーションの部分。自分の思っていることを伝える難しさを特に感じましたね。
――― 学生時代にはそういったグループワークのような経験はなかったのですか?
自分が大学に入った時はコロナだったので、1、2年生の間は他の学生と話す機会が全くありませんでした。3年、4年になってから後輩に聞くと、グループワークは経験したと聞きました。
――― 今回の研修で苦労したことは?
やはり予備知識なしからの技術研修に尽きますね。グループで受けていた機械研修の際には、理系出身のメンバーにも助けてもらいました。
――― まだ研修中ですが、Mさん自身の未来像は見えてきましたか?
正直、あまり見えてはいませんが、私のように「純」文系からエンジニアになる人は希少だと思いますので、その部分で理系からエンジニアになる人との違いを、経験を積みながら出せていけたらいいなとは思っています。
――― 是非がんばっていただきたいです。本日はありがとうございました。
ありがとうございました!
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S さん
~意識をすることで、「気付き」は増えてきたように感じます~
――― Sさんは何学部出身ですか?
工学部 情報システム創成学科という学科です。
――― 学生時代にはおそらくセントラルエンジニアリングのことは知らなかったと思うのですが、どのような経緯で入社に至ったのですか?
所属していた研究室に、採用の方が会社説明にいらっしゃったことがきっかけです。ちょうどその時期、当時志望していた会社とご縁がなくなってしまった直後で、次の志望する会社を探し直すタイミングだったため、教授が説明会のことを教えてくださいました。その後は2社から絞り、志望させていただきました。
――― 入社して良かったと思えることは何ですか?
はい、皆さん話しかけやすいというか、年齢がかなり離れている方でも、気軽に話かけてくださったりして、コミュニケーションはすごく取りやすいです。
――― 4月に入社して以来、1ヶ月間研修を受けてきて、研修を受ける前と受けた後で、自分の中で違いを感じる部分はありますか?
研修の中で「視野と視座」というお話がありまして、視野を広く視座を高くすると、いろいろなことに気づけるし、それを改善することでより良い成果を出せるようになったりだとか、より良い環境で仕事ができるという内容です。正直なところ、「視座を高く」というのはすぐには難しいと感じたのですが、意識をすることで、「気付き」は増えてきたように感じます。本当に細かく些細なところですが、例えば、床を這っている延長コードに足が引っかかりそうだと気付くようになったりだとか、研修で使用するモニターを朝出勤したらまず用意をして、すぐに研修を始められるように準備をするべきなのではないかと発想するようになったりだとか、学生時代なら気付いていないかもしれません。
――― 意識には変化があったのですね。行動の面では変化はありますか?
朝礼や終礼の際に、お話しをされている方に向けて返事をするのですが、学生時代から今でも目立つ行動をするのは苦手なのですが、先陣を切ってはっきりとした挨拶をしていこうと意識するようになりました。
――― それはどうしてですか?
研修中の講和や、また個人的にトレーナーのNさんとお話しした際にも「主体性」という言葉が何度も出てきて、自分から手を挙げて発言をするとか、そういう部分があるともっと成長できるという話をしていただいたので、心がけています。
――― この研修の全体のテーマは、「社会人としての社会性」ということでした。これをどのように解釈していますか?
はい。例えば、学生はテストで点数を取れば自分だけの成績が出るわけですが、 社会人の場合は会社という組織に所属しているので、自分の仕事の仕事が会社としての成果になり、会社の中での役割と責任が伴ってくると考えています。
――― 自分の生活の中では何か変化はありますか?
言葉にするのは難しいのですが、研修を受け始めてしばらく経ったころに、学生時代に働いていたアルバイト先の後輩と会う機会があり、会話をしたのですが、同期やセントラルの先輩方とは何かが違うと感じました。おそらく自分が学生であったら感じなかったと思います。自分の物事の受け取り方に変化が起こったのかもしれません。
~一緒に働く人たちに信頼されて、頼りにされるような人になりたい~
――― 困難だったことや、それを乗り越えた体験はありましたか?
基礎研修で組まれたグループでは、当然お互いに初対面だったので、最初のころはあまりコミュニケーションもなかったのですが、自己紹介など通じて相手を知ることで、コミュニケーションがとれ、段々と物事がうまく進むようになっていくのを感じました。具体的には、グループ内での話し合いの際に格段にメンバーの発言数が増えましたし、グループで協力する意識も高まりました。基礎研修期間も班で動きましたし、技術研修期間になってからも情報研修の仲間で教えあったりしていました。
――― 将来、こんな風な働き方をしたいイメージはありますか?
そうですね、トップという立ち位置ではなく、サブリーダー的な役回りで活躍したいですね。高校生時代から大学卒業までアルバイトをしていた大手飲食チェーンでは、正式な役職ではないものの、教育係のような立場でした。社員さんから学生、主婦の方など、たくさんの人とコミュニケーションとりながら楽しく働き切ることが出来ました。いずれはそんなコミュニケーション能力を活かして、一緒に働く人たちに信頼されて、頼りにされるような人になりたいです。
――― 本日はありがとうございました!
ありがとうございました。
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