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『1,000,000 円』どうしてゼロ3つごとにカンマを打つの? 〜英語の数字表現〜

皆さん、こんにちは『エンジニアの未来』編集部 望月です!

エンジニアやエンジニアを目指している理系のかたの中には、普段の生活の中で、数字が気になることがあったりしないでしょうか?たまたま買い物の合計金額が1,024円になったら嬉しかったり(2の10乗)、たまたまテレビの音量を操作しているとき、13・17・19 といった数字をみて不意に素数だ!と思ってしまったり・・・

そんな数字について、大きな数や小数など、どんな形で出てきても英語で言えるかといったら・・ちょっと不安ではありませんか?仕事で英語を使うことになったり、最近増えてきた訪日外国人から話しかけられた時など、英語を使う機会はいろいろとあります。その前に、頭に入れて覚えておきましょう。

■1から1000兆まで!

まずは基本的な数字の読みかたから。

1,000以上は、thousandを使い、さらに百万以上は、million、十億以上はbillion、一兆以上はtrillion、千兆以上はquadrillionを使います。

日本語では、「億」「兆」と4桁ごとに単位があがりますが、英語では3桁ごとです。カンマの位置で区切り、左から最初のカンマまでを読んで(ワン・テン・ハンドレッド)その後ゼロの数に応じた単位を続けます。
この英語の読みかたをマスターしておくと、日本語の文章の中の大きな数字も早く理解ができるようになるというメリットもあります。例えば、『1,000,000 円』を「ワンミリオン」という英語を経由して(一旦英語で置き換えてから日本語に訳して)、「百万円」と読むのです。『1,000,000,000 円』は「ワンビリオン」という英語を経由して、「十億円」と読みます。慣れると『1,000,000 円』『1,000,000,000 円』などを見た時にいちいちゼロを数えなくても「百万円」「十億円」と読めるようになります。

■小数点の言い方

整数の部分は通常どおり読みます。続けて小数点をpoint(ポイント)と表し、小数の部分は数を1桁ずつ読んでいきます。

一の位が0の場合は、ゼロを省略して、pointから始めることもあります。

例えば売上や予算など、大きな数字を表す時に、小数点とmillion、小数点とbillionを組み合わせることもあります。
(例)2,080,000,000 (two billion eighty million) = 2.08 billion(two point zero eight billion)

■正の数と負の数

正の数を総称してpositive number、負の数を総称してnegative numberといいます。
正の数には、positiveまたはplus、負の数には、negativeまたはminusをつけます。

■計算式の読みかた

四則演算を英語で読む場合の読みかたです。足し算はplus、引き算はminus、掛け算はtimes、割り算はdivided byです。

■SNS等に出てくる単位の「K」と「M」について

SNSのフォロワー数や閲覧数など、後ろに「K」や「M」という単位がついている数字をよく目にします。これは、Kはkilo(キロ)=1000、Mはmillion(ミリオン)=100万 を表します。

これはビジネスで作成される資料にもよく使われています。

何気ない日常会話やビジネス会話に、日時、時間、金額、電話番号などの番号等、多くの数字が含まれています。その数字部分を正確に認識できたり伝えられることで、コミュニケーションが各段にレベルアップします。数字表現を覚えて使いこなすことを目指しましょう。

最後までご覧いただきありがとうございます。「エンジニアの未来」は毎週月曜日更新!次回もお楽しみに!