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「理系学生のための就活スタートガイド:自己分析と企業研究のコツ」

皆さんお疲れ様です! 「エンジニアの未来」編集部中村です。

大学生のみなさんは3年生の春から就職活動に取り組み始める方が多いかと思います。

「自分はこういう仕事がしたくてこの学部に入りました」といった具体的な目標がある学生さんもいる一方で、「自分が何をしたいのか分からない」「特にやりたいことがないから、就きたい職種もない」という悩みを抱えている方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか?

今回はそんな皆さんに向けて、就職活動の始め方について書いてみます。みなさんの一歩目を踏み出すきっかけや参考になれば幸いです。


1. 自己分析を徹底的に行う

まずは自己分析から始めましょう。自己分析とは、自分の強みや弱み、興味や価値観を明確にする作業です。頭の中で想像するだけでなく、必ず言語化して、自分で客観的に読めるように記録してください。

  • 過去の経験を振り返る:アルバイトや部活動などでの経験を振り返り、自分がどんな時にやりがいを感じたか、どんなスキルを身につけたかを考えましょう。これから始めるかたも多い、インターンシップでの実務経験も貴重な社会経験です。

  • 他人の意見を聞く:少し恥ずかしいとは思いますが、友人や家族、先生などに自分の強みや特徴を聞いてみましょう。自分では気づかない一面も教えてもらえるかもしれません。また自分で思っていることと、人が感じることの間には、かなりのギャップもあるものです。

  • 自己分析ツールを活用する:インターネット上には、自己分析をサポートするツールや診断テストがたくさんあります。これらを活用して、自分の特性を客観的に把握しましょう。

2. 業界研究と企業研究を行う

自己分析が終わったら、次は業界研究と企業研究を行いましょう。今までなんとなく知っていた仕事や会社が、世の中でどういう立ち位置にいるのかを把握する作業です。自分に合った業界や企業を見つけるためには、以下のポイントを押さえておくと良いでしょう。

  • 業界の動向を把握する:興味のある業界について、最新の動向や将来性を調べましょう。就職情報サイトを見てみたり、業界のニュースやネットの情報を活用すると良いです。

  • 企業の特徴を知る:気になった企業のホームページや採用情報をチェックし、企業の理念やビジョン、働き方などを確認しましょう。また、企業の口コミサイトやSNSも参考になります。

3. 自分の「就活の軸」を見つける

自己分析と業界研究を通じて、自分の就活の軸を見つけることが大切です。自分の就活の軸とは、就職活動において譲れない価値観や条件のことです。企業の面談時には、この軸を前提として話しをすることになります。例えば、「成長できる環境で働きたい」「ワークライフバランスを重視したい」「自宅から通える範囲内で」など、自分にとって大切なことを明確にしましょう。

4. エントリーシートと履歴書の書き方

自分の軸が見つかったら、次はエントリーシート(ES)や履歴書の準備を始めましょう。以下のポイントを押さえて、効果的な書類を作成しましょう。

  • 具体的なエピソードを盛り込む:自己PRや志望動機には、具体的なエピソードを交えて書くことで、説得力が増します。過去の経験を振り返り、自分の強みや成果をアピールしましょう。

  • 簡潔で分かりやすい文章を心がける:採用担当者は多くの書類を読むため、簡潔で分かりやすい文章が好まれます。冗長な表現を避け、要点を明確に伝えましょう。

  • 誤字脱字に注意する:誤字脱字は印象を悪くする原因となります。書類を提出する前に、必ず見直しを行いましょう。

5. 面接対策を万全にする

書類選考を通過したら、次は面接対策です。面接では、自分の魅力を最大限にアピールすることが求められます。以下のポイントを参考に、面接対策を行いましょう。

  • 模擬面接を行う:友人や家族に協力してもらい、模擬面接を行いましょう。実際の面接を想定して練習することで、自信を持って臨むことができます。

  • よくある質問に備える:自己PRや志望動機、長所や短所など、よくある質問に対する答えを準備しておきましょう。また、企業研究を通じて、その企業に特有の質問にも対応できるようにしておきましょう。

  • 身だしなみに気をつける:面接では第一印象が大切です。清潔感のある服装や髪型を心がけ、好印象を与えましょう。

6. フィードバックを活用する

就職活動は一度で成功するとは限りません。書類選考や面接で不合格になることもありますが、その際にはフィードバックを活用しましょう。

  • 不合格の理由を聞く:企業によっては、不合格の理由を教えてくれる場合があります。改善点を把握し、次回に活かしましょう。

  • キャリアセンターを利用する:大学のキャリアセンターでは、就職活動のサポートを行っています。書類の添削や面接練習など、積極的に利用しましょう。

7. 自分を信じて前向きに取り組む

最後に、就職活動は自分を信じて前向きに取り組むことが大切です。自分に合った仕事や企業は必ず見つかります。焦らず、自分のペースで進めていきましょう。


以上が、就職活動をしているけれど自分が何をしたいのか決まっていない学生さんに向けたアドバイスです。皆さんの就職活動が実り多いものとなることを願っています。頑張ってくださいね!

最後までご覧いただきありがとうございます。「エンジニアの未来」は毎週月曜日更新!次回もお楽しみに!