「就職・転職を成功させる!必ず押さえておきたい3つのポイント」
こんにちは。ソリューション部 採用課の郷原(ごうはら)と申します。今月より月に1回、こちらの「エンジニアの未来」にて編集部の皆さんに混じり、採用課のメンバーが投稿をさせて頂きます。1人目ということで少々緊張しますが、よろしくお願いいたします。
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さて、何を書こうか…
執筆の機会を頂いたのはありがたいのですが、記事の内容については「自由」とのこと。とは言え、今後採用課のバトンを回していく初回の記事なので妙なテーマは許されません。
こちらの記事はエンジニアとして就職や転職を検討されている方々がご覧になると聞いていますので、面接・選考をさせていただく側の考え方や思いなど、皆さんに役立つ内容を書いていきたいと思います。
今回は「就職・転職を成功させる!必ず押さえておきたい3つのポイント」についてまとめてみようと思います。
就職・転職がゴールになってない?
なぜこんな内容を書こうと考えたかといいますと、日々面接をさせて頂く中でこんな応募者が少なからずいらっしゃるからなんです。
実際に仕事をしたことがない学生の方や未経験の方々からすると、やってもいない仕事についてあれこれ考えるのは難しく、目に見えてわかりやすい給与や福利厚生に目が向いてしまうのはよくわかります。
ただ、それでは「就職すること」がゴールになっていて、本当に考えなければならない「仕事を通してどう成長するか」という視点が欠けてしまっているように感じます。
企業によっては選考を突破することも難しいかもしれません。企業に就職し仕事をする目的は「仕事を通して成長し、会社・社会に貢献し、評価・報酬を得る」ことです。
私はこれを読んでくださっている皆さんがこれから仕事をする中でより高い貢献・評価を受けてもらいたいと考えていますし、多くの報酬を得てもらいたいと考えています。ですので、もう少しだけお付き合いいただき、一緒に考えていきたいと思います。
活動を行う前に考えてほしい3つのポイント
早速ですが考えてほしいポイントはこの3つです。
① やりたい仕事を行うために必要な要素を調べる
② これまでの自分を振り返り、強みを見つける
③ ①と②を踏まえて自分の進むべきキャリアを「自分なりに」考える
まず、やりたい仕事について調べましょう。行きたい企業のホームページをいきなり見て情報収集される方が多いのですが、ホームページの情報量は企業によってバラつきがあるので、まずは業界誌や就活サイトなどを使って調べるのが良いかと思います。学生の皆さんはキャリアセンターをぜひ活用してください。たくさんの情報がありますよ。
ポイントは業務の内容よりも必要とされる能力や素養について知ることです。そういう意味では学生のOB訪問は最適です。サイトや情報誌にはない本音を聞き出してください。
やりたい仕事に必要な能力や素養がある程度理解できたら、続いてこれまでの自分を振り返り、自分の強みを見つけましょう。ポイントは「続けているものを洗い出す」ことです。学生時代の習い事、クラブ活動、委員会活動や趣味など、始めたきっかけは様々であると思いますが、「続ける」選択をしたものは自分の強みとつながっている可能性が大きいです。次のステップにつなげるための大事な部分なので、できるだけ強みが具体的になるまで考えてください。
ここまでくればあともう少し。①と②を並べてその業界で、どんな仕事をしていけば企業に貢献できそうか、仕事に求められる素養と自分の強みが重なる部分を探してください。ポイントは「自分なりに」やること。仕事をする前から業界や業務のすべてを知ることは不可能ですし、ドツボにはまります。自分のできる範囲で探しましょう。それが現状「あなたが進むべきキャリア」に一番近いものです。
最後に
いかがでしたでしょうか。上記のポイントをしっかりと考えることができると企業ホームページの見え方も変わってくるでしょうし、面接においても軸ができるので、想定外の質問など慌てることも少なくなるはずです。人によっては活動の方向性をガラッと変える必要がある方もいるかもしれません。
就職は就職してからがスタートです。仕事を始めてからも上記の振り返りを定期的に行うことで、キャリアの解像度が上がり、自分の進むべき道が明確になります。ぜひやってみてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。皆さんが自分の強みを発揮し、成長して社会や会社に貢献することを心から願っています。
私も皆さんに負けないよう、日々考え、成長していきます。一緒に頑張りましょう。